鹿沼市議会 2022-03-22
令和 4年第1回定例会(第5日 3月22日)
今年度より新たに始まる地域の
チカラ協働事業、これらの取り組みの中から、これからの
まちづくりを担う人材が生まれることを期待をいたしています。
そして、
インフラ整備としては、今回の
予算に盛り込まれた
鹿沼インター産業団地整備、約2億7,000万円、
JR駅東側の整備、約2億5,000万円、
思川開発事業に伴う
水源地域の振興、約3億8,000万円は、
企業誘致や新たな
拠点整備などの観点から、議会でも関心の高い課題であり、大いに期待するものであります。
限られた財源の中、第8次
総合計画のスタートの年の
予算として、
予算規模412億円、前年度比2.2%増の意欲的な
予算と評価するものです。
また、
新型コロナウイルス感染症の対応や
防災拠点としての
市庁舎整備はもとより、
予算化された事業を市民の皆さんの理解と協力を得ながら、着実かつ効果的に実行いただくよう要請をいたします。
以上、
議案第2号 令和4年度鹿沼市
一般会計予算について、賛成の立場から意見を申し上げました。
議員各位におかれましては、賛同賜りますよう、お願いを申し上げ、
賛成討論とさせていただきます。
○
大島久幸 議長 以上で通告による討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより、
電子採決システムで採決をいたします。
お諮りいたします。
議案第2号について、賛成の
議員は賛成の
ボタンを、反対の
議員は反対の
ボタンを押してください。
(
電子採決)
○
大島久幸 議長
ボタンの押し忘れはございませんか。
なしと認め、採決を確定いたします。
賛成多数であります。
したがって、
議案第2号については、原案どおり決しました。
続いて、日程第6、
議案第16号 第8次鹿沼市
総合計画基本構想及び
基本計画の策定についてを議題といたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
はじめに、
反対討論をお願いいたします。
23番、
鰕原一男議員。
○23番
鰕原一男 議員 議案第16号 第8次鹿沼市
総合計画基本構想及び
基本計画の策定について、
自由民主党会派、
希望会派を代表して、
反対討論を行います。
国の
地域主権改革のもと、平成23年5月2日に、
地方自治法の一部を改正する法律が公布され、
基本構想の法的な
策定義務がなくなり、策定及び議会の議決を経るかどうかは、市の独自の判断にゆだねられることになりました。
しかし、同日付で、
総務大臣から、引き続き個々の自治体の判断で、
地方議会の議決を経て、
基本構想の策定を行うことが可能である旨の通知が出されました。
この通知に基づき、条例を根拠にして、多くの地方自治体が
基本構想を策定し、議会の議決を経ています。
鹿沼市では、平成24年4月1日施行の鹿沼市
自治基本条例第11条において、「鹿沼市における総合的かつ計画的な行政の運営を図るための
基本構想及びこれに基づく
基本計画並びに各分野の
個別計画を策定する場合は、
基本理念に基づき、広く市民の参加を得るものとします」と定められ、前の年、平成23年9月1日施行の鹿沼
市議会基本条例では、第7条において「
基本構想に基づく
基本計画の策定に当たっては、計画策定の段階から提言することができる」とし、第8条において、「議会は、
基本構想に基づく
基本計画における根拠、または位置づけについて、資料の提出、または説明を市長に求めることができる」としています。
したがって、鹿沼市では、鹿沼市
自治基本条例、鹿沼
市議会基本条例が廃止されるか、改悪されない限り、
総合計画を構成する
基本構想、
基本計画は、議会の議決を必要とし、
予算を伴う実施計画は、
予算措置において、議会の議決を経ることになります。
今回の
議案第16号 第8次鹿沼市
総合計画、
基本計画における施策体系について、議会の許可を得る、市の
執行部の最初の提案の仕方は、議会に対するわざとらしい、当てつけともとらえかねられない、まさに公務員の知恵というべきものと深く学ぶところがあり、関心しております。
市は、市民にできるだけ情報を公開する、議会は、自由闊達な議論を通し、鹿沼市の発展と市民の健康と福祉の増進に努めることが民主主義の政治であります。
それでは、
反対討論の本題に入ります。
第8次鹿沼市
総合計画(案)に対する所見は、市の、これからの10年の市勢、市の勢い、すなわち、市の人口や産業、経済、施設など、各分野の情勢を総合的に見た状態が、そのままに、「笑顔あふれるやさしいまち」になるのか、それとも、笑顔の消えてしまう市民が出てくるのではないのかという心配です。
市の職員1,400名あまり、人件費年間84億円ほどを要して進めている市民への行政サービスですから、計画した施策の100%近くは、市民のためになることと思います。
また、そうでなくてはならないと思います。
しかし、鹿沼市の未来にとって、心配な点について、数点発言します。
総務常任委員会、
教育福祉常任委員会でも申し上げ、重複するところがありますが、市長の常任
委員会の出席はありませんので、聞いていただければありがたいと思います。
施策の1の「希望が叶い、安心して出産・子育てできる環境づくり」についてです。
安心して出産できる鹿沼市にするには、安心して出産できる病院のさらなる充実が欠かせません。
人口減少の少ない下野市や発展著しい壬生町には、それら医療機関の充実があります。
鹿沼市は、結婚し、家庭を築いていく共働き世代を照らした施策の展開、環境整備のさらなる充実を目指すべきと考えます。
鹿沼市の西北部は、山林で覆われ、市の面積約490平方キロメートルの約7割を占めていますが、3割を占める東南部約140平方キロメートルは比較的なだらかな土地、平地といえます。
下野市の面積75平方キロメートル、壬生町の面積61平方キロメートル、あわせて136平方キロメートルです。
鹿沼市の東南部の平地140平方キロメートルは、下野市、壬生町を合わせた面積に匹敵した広い土地と言えます。
この土地を有効に活用すべき施策の展開を拡大し、大胆に実施すべきだと考えます。
第5次
総合計画(2007~2016年度)、第6次
総合計画(2012~2021年度)、第7次
総合計画(2017~2021年度)、佐藤市長は2008年(平成20年)より市長職にありますから、佐藤市長が手掛け、いくつか年度の重ね合った
総合計画の中で、鹿沼市の市役所を現在の場所と決めて取り組んでいることが示しているように、昭和20年代、30年代の鹿沼市の見方を引きずっているかのごとくの第8次鹿沼市
総合計画では、下野市や隣接する壬生町に遅れをとるばかりです。
何回
総合計画を書き換えても、同じことだと思います。
施策の5、「次代につなぐ教育環境の充実」について、統合などの検討が必要な小学校が7校とされ、5年後までに3校とする目標が掲げられています。
ところが、中学校の大規模校解消については、1行も触れられていません。
佐藤市長就任以来、ずっと14年間、中学校の大規模解消については「検討中」が続いています。
鹿沼市の躍進を目指すのではなく、少子化が進むことによって問題の解決になる、無理に進めるのではなく、じっと待ち、先延ばしをすることが「上手に縮む
まちづくり」だと、その方針をお持ちだとしたら、鹿沼市民は不幸であり、鹿沼市の発展を望むことはできません。
人口の減少が少なく、さらに世帯数の増加が推測される菊沢地区、東部台地区の中学生には、余裕のある、新しい中学校を開設し、提供し、そこで学び、鹿沼市の将来を担う青年に成長していただけるようになることを願っています。
反対意見として、まだまだ述べたい施策がありますが、時間が長くなりますので、今日の
反対討論の最後に、
基本構想、
基本計画における重要な施策や事業について、議決する上で前提となる令和4年度から令和8年度までの鹿沼市の第6期財政健全化推進計画について、述べさせていただきます。
令和2年度、鹿沼市の市債現在高、借金は275億円です。
臨時財政対策債を除くと、128億円になります。
一方、貯金、財政調整基金が32億3,800万円、公共施設整備基金9億4,500万円、合計で41億8,300万円ということになります。
したがって、鹿沼市の財政指標を見てみますと、将来負担比率は表されず、実質公債費比率は2.3%です。
そこで、鹿沼市の将来の投資的経費を見てみますと、令和4年度53億3,400万円、令和5年度56億3,500万円、令和6年度31億5,600万円、令和7年度30億3,900万円、令和8年度28億5,500万円と、令和6年度より下がり続け、半減する計画となっています。
この計画が、鹿沼市の社会・経済に及ぼすマイナス要因となり、県内で一番人口減少比率の低い下野市、躍進著しい隣の壬生町にさらに差をつけられる市勢、市の勢いになりかねないことは、容易に推測されます。
そこで、令和5年度の投資的経費56億3,500万円と、令和6年、令和7年、令和8年度も同額の投資的経費とした場合、3年間の増額分は78億5,500万円となります。
増額した78億5,500万円の財源を全て市債、市の借金としても、令和8年度の将来負担比率は33.7%、実質公債費比率は3.1%であるとの試算が出ています。
令和2年度、県内14市の平均は、将来負担比率35.4%、実質公債費比率5.5%ですから、令和6年度、令和7年度、令和8年度の投資的経費を各年度56億3,500万円とし、78億5,500万円を増額しても、将来負担比率、実質公債費比率は、令和2年度の県内14市の平均を下回り、鹿沼市の財政健全化を阻害するものではないとの一つの見方ができます。
市長は、総事業費60億円以内の市役所建設を公約に進めてきましたが、今
定例会の
総務常任委員会での審議において、新庁舎整備の事業費は73億円ほどに及ぶことが初めて明らかになりました。
教育
委員会を新しい市役所に配置できない、県内には見られない、欠落的な市役所と言われかねない市役所を建設しても、公約した60億円以内で建設することはできませんでした。
下野市には、新たな広い場所に、ゆとりと将来の伸びしろを感じさせる市役所が数年前から市民に提供されています。
壬生町では、鹿沼市よりも遅れて建設が始まりましたが、市民に迷惑をかけることなく、間もなく、新たな広い場所に役場が完成します。
第8次
総合計画に掲げたいろいろな事業が、鹿沼市の市役所建設が示しているような、市民に迷惑をかける、事業の進捗にスピード感がない、そのようなことを繰り返し続くことがないように、前提となる財政計画の見直しを求めるものであります。
以上、時間の都合、雑駁でありますが、
議案第16号 第8次鹿沼市
総合計画基本構想及び
基本計画の策定について、反対し、見直しを求め、例えば、下野市や隣接する壬生町とともに刺激し合い、成長し合い、鹿沼市を力強く成長軌道に乗せることが鹿沼市民にとって重要かつ必要であるということを申し述べ、
反対討論といたします。
ありがとうございました。
○
大島久幸 議長 次に、
賛成討論をお願いいたします。
12番、市田登議員。
○12番 市田 登
議員 私は前置きなしに、単刀直入に意見を述べさせていただきます。
今議会に提出された
議案第16号 第8次鹿沼市
総合計画基本構想及び
基本計画の策定について、賛成の立場で意見を申し上げます。
総合計画は、将来の
まちづくりの指針となる最も重要な計画でもあります。
今回示された案は、加速する人口減少、高齢化社会、
自然災害の激甚化など、大変厳しい環境の中にあっても、「笑顔あふれるやさしいまち」を目指し、市民の
暮らしをしっかりと守り、そして、市民と一緒に持続可能な鹿沼市を着実につくっていこうとする姿勢が反映されたものと認識しております。
計画では、国連サミットで採択された持続可能な開発目標、SDGsを取り入れたことや、新たな
子育て支援策など、教育、そして福祉を積極的に推進する、先進的な取り組みが位置づけられています。
さらに、人口減少等に伴う税収の落ち込みに加え、社会保障にかかわる扶助費の増加が見込まれる中、新たな発展につながる産業や都市基盤整備においても、新産業団地や南摩ダム事業に伴う新たな観光拠点施設、JR鹿沼駅東地区の道路整備など、大きなプロジェクトを展開するとともに、
市民生活を守るための消防・防災対策やごみ処理、下水道処理の施設整備、さらに、コミュニティ施設やスポーツ施設に力を注ぐ計画にもなっております。
また、今後、いつ起きるかわからない
自然災害や新型コロナウイルス感染拡大を契機とする社会変容、さらに必要不可欠な事業等に対しても、臨機応変、迅速かつ柔軟に対応していただけるものと確信しております。
計画策定に当たりましては、「
総合計画審議会や世論調査、さらには、若い世代との意見交換などを通し、多くの市民の意見を反映させた」とのことであり、計画推進に当たっても、行政だけでなく、市民、自治会、NPOや民間企業など、多様な主体がそれぞれの役割を担い、協働・共創でまちをつくっていくことを明らかにした点は評価されるものと考えております。
私は、第8次鹿沼市
総合計画基本構想及び
基本計画が、これからの困難な時代を乗り越えていくための指針として相応しい計画であると確信し、本
議案については可とすべきものと考えます。
議員各位のご賛同をお願い申し上げ、
賛成討論を終わります。
○
大島久幸 議長 以上で通告による討論は終わりました。
ほかに討論はございますか。
佐藤誠議員。
○13番 佐藤 誠
議員 私は本
議案に反対する立場から、一言申し上げたいと思っております。
まずもっては、市政運営に並々ならぬ努力を尽くされております佐藤市長初め、
執行部の皆様に敬意を表します。
本来であれば、こういった、今後の5年、10年、我々がどう頑張っていくかという目標、こういったものならば、本来は祝福されるべきものであると思いますが、我々、自由民主党鹿沼支部としては、このまちの発展を祈り、現状を憂う気持ちにおいて、反対の論陣を張らせていただきたいと思っております。
当初は、この第8次
総合計画を策定するに当って、外部のコンサルタント、約2,000万円のお金をかけて取り組むということで、私個人的にも期待をするものでありました。
しかし、上がってきて、だんだんと形づくられていく計画を見ていく中で、いくつか疑問点というものを申し上げざるを得ないというものを心苦しく感じております。
コンサルタントに2,000万円支出をして、つくった割には、何か、そういった外部の目から客観的な指摘、そして、客観的な数字においての問題点というものがあまりに提示されていないという、その分析が足りていないのではないかということを残念に思っております。
さりとて、つくられたこの
総合計画の目指すまちの姿、「花と緑と清流のまち」「笑顔あふれるやさしいまち」、その言葉、本当に祝福されるべきものであり、すばらしい理念だと思っております。
しかし、「花と緑と清流のまち」、もうそれは目指す以前に、我々、もう既にそういうまちに住んでいると思っています。
そして、「笑顔あふれるやさしいまち」、これもある人によっては、もう既にこれは実現をしているのではないでしょうか。
既に実現しているものならば、そもそも目指す姿とはならないでしょうし、そうなっていないというのならば、どういった形になることによって、「笑顔あふれるやさしいまち」になるのかという、そういった具体的な指標というものが示されていません。
さりとて、これは基本的な表題でありますので、さらにそこから階層を下っていった具体的な個別の計画というもので、我々は最終的にどう「笑顔あふれるやさしいまち」を実現していくかということを検証していかなくてはならない中で、個別の、いくつかの施策というものをお伺い、拝見をしていると、それが本当に実現したことによって、最終的には、「笑顔あふれるやさしいまち」になるのかというところ、やはり疑問を抱かざるを得ません。
本来の問題に取り組むのならば、もう少し踏み込んで、具体的な、こういった問題があり、それを解決するには、この指標を上げなくてはいけないし、その指標を向上させていくには、それこそ人口が減っていて、税収が減っていて、限られてしまっていく資源を選択と集中しなくてはならないという中で、「これはあきらめた上で、これを取り組んでいこう」と、「そうすれば結果的には『笑顔あふれるやさしいまち』になるのだ」と、そういったものが示されるべきでありますが、残念ながら、この
総合計画(案)を拝見しておりますと、それぞれの部署においては、その部署の人たちにおいては、最適な答えなのかもしれませんが、それを全体に当てはめたときに、全体の最適な答えになっているだろうかというところ、つまり戦略というよりは、単なる個別の部署の目標を集めただけのような印象を持たざるを得ないということを残念に思っております。
さらに、もう1つ、この
総合計画(案)、指摘をしなくてはいけないこと、新しい試みとして、市民が取り組むべきということ、つまり自助という文言の中において、市民があれをしよう、これをしようということが書かれております。
確かに、何でもかんでも行政が税金を使ってやっていこうと、それを続けていってしまっては、その財源として、どんどん税金を上げていかなくてはいけないし、税金を上げてとっていけば、その財源をどう使うかということで、それぞれの
議員によっては、場合によっては利益誘導、そういったものもできるようになってしまい、結果として社会全体の活力がそがれてしまい、自助も何もなくなってしまうのではないかと思っています。
そして、何よりも、まずは市民の皆様の義務をうたう前に、我々議会も
執行部も、本当に取り組まなくてはいけない問題に対して真摯に向き合い、選択と集中をした上で、計画というものを立てるべきなのではないかと思っております。
問題に取り組んでいないのではないかということも残念ながら指摘をさせていただきます。
そして、もう1つは、危機感の欠如というところであります。
「Well-being(ウェルビーイング)」という言葉、確かに、今もてはやされております。
単なる数字だけではなくて、人の生き方、そして、生涯生活の中でのクオリティ、大切だと言っております。
しかし、「Well-being」の中には、経済的な豊かさというものが担保されてこそ、そこから生きがいや、やりがいというものがつながっていくのだということも示されております。
足利市や佐野市に鹿沼市は10年前、人口の規模では劣るとも、所得においては勝っている、クオリティを追求できる可能性のあるまちでありましたが、それも今は、足利市や佐野市に所得において抜かれてしまっている現状であります。
そうした中で、そういったピンチを好転させるために、何度も申し上げますが、本当の問題に対して、そして、選択して、本当に選択をしたものに、本当に集中した、具体的で困難に向き合っていく、そして、それを困難を解決することで、夢と希望と躍動感のある、そういったまちの姿、実現するためにこそ、
総合計画があるべきという観点においては、何度も申し上げますが、我々自由民主党鹿沼支部としては、この
総合計画、もちろん、全てにおいて問題があるというものではありませんが、やはり今後この5年、10年に対して、我々は責任を持とうと思ったときに、今手放しで賛成できるものではありません。
そういった趣旨から、この
総合計画、仮に今、この議会において、
賛成少数で否決されたとしても、
予算が承認されている以上、このまちは、基本的には、4月1日以降からも問題なく動いていくでしょうし、何より、この
総合計画の中に示されている個別の部署の計画というものは、議決案件ではなくて、既にもう
執行部が策定したものの中で進んでおります。
そうすると、この
総合計画、極端な話、あってもなくても、我々の生活に何ら問題もないし、そして、何度も申し上げているように、向上に資するものではないのではないかというのが我々の意見であります。
確かに人口減少、仕方ないのかもしれません。
税収も減っていくのかもしれません。
他市との競争というものも厳しいものになっていくのかもしれません。
しかし、最後にそういったものに取り組んでこそ、政治であろうという趣旨から、明治天皇がつくられた和歌、御製を紹介させていただきまして、私の
反対討論とさせていただきます。
「かたしとて思ひたゆまばなにごともなることあらじ人のよの中」
ご清聴ありがとうございました。
○
大島久幸 議長 ほかに討論はございませんか。
ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより、
電子採決システムで採決をいたします。
お諮りをいたします。
議案第16号について、賛成の
議員は賛成の
ボタンを、反対の
議員は反対の
ボタンを押してください。
(
電子採決)
○
大島久幸 議長
ボタンの押し忘れはございませんか。
賛成多数であります。
したがって、
議案第16号については、原案どおり決しました。
○23番
鰕原一男 議員 議長。
○
大島久幸 議長 鰕原
議員。
○23番
鰕原一男 議員 議案第16号 第8次鹿沼市
総合計画基本構想及び
基本計画の策定について、附帯決議を提出いたします。
○
大島久幸 議長 ただいま鰕原
議員から
議案第16号についての附帯決議の動議が出されました。
賛成の
議員はいますか。
(「はい」と言う者あり)
○
大島久幸 議長 はい。
賛成者がいますので、動議は成立をいたしました。
暫時休憩いたします。
副議長並びに
議会運営委員会の正副
委員長及び提出した
議員は、議長室に来ていただきたいと思います。
議会運営
委員は、このままお待ちください。
議会運営
委員以外の
議員並びに
執行部は退席をお願いいたします。
議会の再開は、放送及びブザーでお知らせをいたします。
(午前11時10分)
○
大島久幸 議長 休憩前に引き続き再開いたします。
(午後 1時45分)
○
大島久幸 議長
議事日程の追加及び繰り下げについて、お諮りいたします。
日程第6、
議案第16号についての後に、日程第7、
議員案第4号についてを追加し、議題とし、日程第7、
議案第21号についてを日程第8とし、以降、順次日程を繰り下げたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
大島久幸 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、このとおり決定いたしました。
続いて、日程第7、
議員案第4号についてを議題といたします。
お諮りいたします。
議員案第4号は、提案理由の説明、質疑、
委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
大島久幸 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、そのように決定いたしました。
これより、
電子採決システムで採決をいたします。
お諮りいたします。
議員案第4号について、原案どおり決することに賛成の
議員は賛成の
ボタンを、反対の
議員は反対の
ボタンを押してください。
(
電子採決)
○
大島久幸 議長 全員賛成でございます。
ボタンの押し忘れもないようですので、採決を確定いたします。
全員賛成で、したがって、
議員案第4号については、原案どおり決しました。
続いて、日程第8、
議案第21号 鹿沼市長等の給与の特例に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
これより討論に入ります。
討論のある方の発言を許します。
はじめに、
反対討論、お願いいたします。
ないようでしたら、次に
賛成討論をお願いいたします。
いずれもないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより、
電子採決システムで採決をいたします。
お諮りいたします。
議案第21号について、賛成の
議員は賛成の
ボタンを、反対の
議員は反対の
ボタンを押してください。
(
電子採決)
○
大島久幸 議長 押し忘れはございませんか。
押し忘れはなしということで、採決を決定いたします。
賛成多数であります。
したがって、
議案第21号については、原案どおり決しました。
続いて、日程第9、
議案第24号 鹿沼市
廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
はじめに、
反対討論をお願いいたします。
10番、阿部秀実議員。
○10番 阿部秀実
議員 議席番号10番、日本共産党、阿部秀実です。
議案第24号 鹿沼市
廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について、反対の立場で討論いたします。
議案第24号は、条例の一部を改正することで、第1に、家庭系の持ち込みごみに対して、10キロ当たり250円の料金を設定して、徴収するということ。
第2に、ごみステーションの分別区分を見直すことで、新たに危険ごみの収集日を設定するというものです。
改正案
2つ目の分別区分については、6種15分別へ広げていくことで、危険物が原因となっているごみ収集車や環境クリーンセンターごみ焼却処理施設などでの火災や爆発事故の防止対策として、また、水銀含有製品の適正分別と処理などが理由に挙げられており、この部分の改正案は賛同できるものです。
しかし、第1の家庭系ごみの持ち込みの有料化は、様々な課題を市民負担で解決するとした趣旨にとりかねません。
事業系のごみを家庭系のごみと偽って持ち込んだ場合の対策を、一般市民にも一緒に料金負担とすることは、市民の理解を得られるか疑問でもあります。
改正案の説明では、ごみの減量化も理由としています。
気候非常事態宣言をした鹿沼市では、カーボンゼロの推進に取り組んでおり、SDGsの取り組みとしても、ごみの減量化は大切なことです。
しかし、持ち込みごみを有料化する改正案で、一時的に減量されても、慢性化してしまうことや、不法投棄の増加なども想定されます。
改めて、環境問題で言われている3Rの啓発に取り組むことと、事業者のごみ持ち込みに対する有料の周知などを強化をして、状況を勘案してから進めるべきと考えています。
今議会での
議案付託の
産業建設常任委員会でも説明がありました。
環境問題が課題ともなる条例改正であり、大切なことだと考えています。
なぜ、条例改正が必要なのか、市民に負担を求めていく
議案でもあり、議会はそれを理解して、採決をする責任があると考えています。
環境クリーンセンターは、市の施設であり、税金により施設の運営を行っています。
そうしたことから、課題解決のために、市民の負担を求めるべきか疑問を感じているところです。
今議会で採決するには拙速ではないかと考え、こうしたことから
議案の採決に対して、反対いたします。
議員皆様の賛同をお願いいたしまして、以上、私の討論といたします。
○
大島久幸 議長 以上で通告による討論は終わりました。
ほかに討論のある方、ございますか。
ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより、
電子採決システムで採決をいたします。
お諮りいたします。
議案第24号について、賛成の
議員は賛成の
ボタンを、反対の
議員は反対の
ボタンを押してください。
(
電子採決)
○
大島久幸 議長
ボタンの押し忘れはございませんか。
賛成多数であります。
したがって、
議案第24号については、原案どおり決しました。
続いて、日程第10、陳情第1号
暴走族への対応に関する
陳情書についてを議題といたします。
これより討論に入ります。
討論のある方の発言を許します。
はじめに、
反対討論をお願いいたします。
ないようでしたら、
賛成討論をお願いいたします。
ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより、
電子採決システムで採決をいたします。
お諮りいたします。
陳情第1号について、採択することに賛成の
議員は賛成の
ボタンを、反対の
議員は反対の
ボタンを押してください。
(
電子採決)
○
大島久幸 議長
ボタンの押し忘れ、ございませんか。
なしと認め、採決を確定いたします。
全員賛成であります。
したがって、陳情第1号については、採択と決しました。
続いて、日程第11、陳情第2号
議員定数の削減についての
陳情書についてを議題といたします。
お諮りいたします。
陳情第2号については、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
大島久幸 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、直ちに採決いたします。
これより、
電子採決システムで採決いたします。
お諮りいたします。
陳情第2号については、
継続審査とし、閉会中も審査することに賛成の
議員は賛成の
ボタンを、反対の
議員は反対の
ボタンを押してください。
(
電子採決)
○
大島久幸 議長
ボタンの押し忘れ、ございませんか。
なしと認め、採決を確定いたします。
全員賛成であります。
したがって、陳情第2号については、
継続審査とし、閉会中も審査することに決しました。
続いて、日程第12、陳情第3号 日本の法令に基づき、
新型コロナウイルス感染予防に関連する強要は違
法行為であることを市民(町民)及び職場、学校への
周知徹底の
陳情書についてを議題といたします。
これより討論に入ります。
討論のある方は発言を許します。
はじめに、
反対討論をお願いいたします。
ないようでしたら、
賛成討論をお願いいたします。
どちらもないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより、
電子採決システムで採決したいと思います。
お諮りいたします。
陳情第3号について、採択することに賛成の
議員は賛成の
ボタンを、採択に反対の
議員は反対の
ボタンを押してください。
(
電子採決)
○
大島久幸 議長
ボタンの押し忘れ、ございませんか。
賛成少数、反対多数であります。
したがって、陳情第3号については、不採択と決しました。
続いて、日程第13、陳情第4号
新型コロナワクチン接種後の
健康被害についての
被害者相談窓口の設置に関する
陳情書についてを議題といたします。
これより討論に入ります。
討論のある方の発言を許します。
はじめに、
反対討論、お願いいたします。
ないようでしたら、
賛成討論をお願いいたします。
どちらもないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより、
電子採決システムで採決いたします。
お諮りいたします。
陳情第4号について、採択することに賛成の
議員は賛成の
ボタンを、採択することに反対の
議員は反対の
ボタンを押してください。
(
電子採決)
○
大島久幸 議長
ボタンの押し忘れ、ございませんね。
なしと認め、採決を確定いたします。
賛成少数、反対多数でありました。
したがって、陳情第4号については、不採択と決しました。
続いて、日程第14、陳情第5号
新型コロナワクチンの
リスクと
ベネフィット両方の
情報開示の徹底に関する
陳情書についてを議題といたします。
これより討論に入ります。
討論のある方の発言を許します。
はじめに、
反対討論、お願いいたします。
ないようでしたら、
賛成討論をお願いいたします。
どちらもないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより、
電子採決システムで採決をいたします。
お諮りいたします。
陳情第5号について、採択とすることに賛成の
議員は賛成の
ボタンを、採択することに反対の
議員は反対の
ボタンを押してください。
(
電子採決)
○
大島久幸 議長
ボタンの押し忘れはございませんか。
なしと認め、採決を確定いたします。
賛成少数であります。
したがって、陳情第5号については、不採択と決しました。
続いて、日程第15、
議員案第2号
市行政推進調査特別委員会の設置について及び
議員案第3号
予算特別委員会の設置についてを議題といたします。
お諮りいたします。
議員案第2号及び
議員案第3号については、提案理由の説明、質疑、
委員会付託、討論を省略し、直ちに一括採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
大島久幸 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、直ちに採決をいたします。
お諮りいたします。
議員案第2号及び
議員案第3号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
大島久幸 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、
議員案第2号及び
議員案第3号については、原案どおり決しました。
続いて、日程第16、
特別委員会委員の選任についてを議題といたします。
お諮りいたします。
市行政推進調査特別委員会委員及び
予算特別委員会委員の選任については、鹿沼
市議会委員会条例第5条第1項の規定により、議長において指名したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
大島久幸 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、特別
委員会の選任につきましては、議長において指名いたします。
市行政推進調査特別委員会委員に
議員23名を指名いたします。
なお、
委員は
議員全員でありますので、氏名の朗読は省略させていただきます。
続いて、
予算特別委員会委員に
議員23名を指名いたします。
なお、
委員は
議員全員でありますので、氏名の朗読は省略させていただきます。
このとおり指名したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
大島久幸 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、ただいま指名しました
議員を、行政推進調査
特別委員会委員及び
予算特別委員会委員に選任することに決しました。
続いて、特別
委員会の正副
委員長の互選をお願いいたします。
暫時休憩いたします。
休憩中に、
市行政推進調査特別委員会及び
予算特別委員会、議場で開会しますので、
議員全員、議場にお残りください。
執行部の方は、退席をお願いいたします。
議会の再開は、放送及びベルでお知らせをいたします。
(午後 2時01分)
○
大島久幸 議長 休憩前に引き続き再開いたします。
(午後 2時30分)
○
大島久幸 議長 ただいま特別
委員会正副
委員長の互選の結果報告がありましたので、報告いたします。
市行政推進調査特別委員会委員長に
鰕原一男議員、副
委員長に関口正一
議員。
予算特別委員会委員長に舘野裕昭
議員、副
委員長に津久井健吉
議員。
以上であります。
以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
これをもちまして、令和4年第1回鹿沼
市議会定例会を閉会いたします。
(午後 2時31分)
上記会議録を証するため、下記署名いたします。
議 長 大 島 久 幸
副 議 長 小 島 実
署名議員 藤 田 義 昭
署名
議員 関 口 正 一...